
ワレンチナ・シェフチェンコ “ブレットプルーフ”
女子フライ級 · キルギス · UFC
精密なムエタイのカウンター打撃と王者級のグラップリング
5R通して相手を読み切る精密なカウンターと試合運び
戦績・スタッツ
| 階級 | 女子フライ級 |
|---|---|
| カテゴリ | MMA |
| 団体 | UFC |
| 国籍 | キルギス |
| 出身 | キルギス・フルンゼ(現ビシュケク) |
| 所属 | タイガー・ムエタイ |
| プロデビュー | 2003 |
| 身長 | 165cm5′5″ |
| リーチ | 169cm5′7″ |
| スタンス | Southpaw |
| 年齢 | 38 |
| KO率 | 58% |
| 状態 | 現役 |
勝ち方の内訳
58% フィニッシュ率- 8 KO/TKO · 31%
- 7 一本 · 27%
- 11 判定 · 42%
タイトル・実績
- UFC女子フライ級王座を2度獲得(2018年・2024年)。UFCは2026年9月5日、同王座をUFC 332(10月3日)で空位として争うと発表
- 1度目の在位(2018年12月〜2023年3月)で7度防衛(UFC公式)
- UFC女子フライ級のタイトル戦勝利11・勝利12・連勝9はいずれも同級1位(UFC Stat Leaders・2026年9月23日更新)
経歴
ワレンチナ・シェフチェンコは少なくとも1年は試合ができないとUFCに伝え、女子フライ級王座は10月3日のUFC 332で空位として争われる(UFC発表)。
ワレンチナ・シェフチェンコ(UFC日本語版の表記はヴァレンティナ・シェフチェンコ)は、キルギス出身のMMA選手で、UFC女子フライ級の王座を2度獲得した。UFCは2026年9月5日、米ユタ州ソルトレイクシティで現地10月3日に開く「UFC 332」のメインで、ナタリア・シウバとワン・ツォンが空位の女子フライ級王座を争うと発表した。王者シェフチェンコが少なくとも1年は試合ができないとUFCに伝え、対戦から外れたためだという。
欠場の理由はUFCの発表に書かれていない。MMA Fightingも、この試合が発表されたUFCパリ大会の中継では理由が示されなかったと報じている。復帰時期についての公式発表も、2026年9月24日時点では出ていない。
注意しておきたいのは、UFC公式ランキング(2026年9月22日更新)と選手ページが、この時点でもシェフチェンコを女子フライ級の「チャンピオン」、女子パウンド・フォー・パウンド(P4P)の1位として表示していることだ。大会の発表(空位)とランキングの表示(王者)が、まだ揃っていない。KIAIでは、どちらもUFCの公式表示として併記している。
2026年9月24日時点のまとめ
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 王座 | UFC 332(現地10月3日)の女子フライ級タイトルマッチを、UFCは「空位」の王座戦と発表。ランキングページは王者表示のまま(9月22日更新) | UFC公式 |
| 次戦 | 未定。少なくとも1年は試合ができないとUFCに伝えた(9月5日発表) | UFC公式 |
| MMA戦績 | 26勝4敗1分(KO/TKO 8・一本 7・判定 11) | UFC公式 選手ページ |
| 最後の試合 | 2025年11月15日(日本時間16日)UFC 322、張偉麗にユナニマス判定勝ち(ジャッジ3者とも50-45) | UFC公式 |
| 女子P4P | 1位 | UFC公式ランキング(9月22日更新) |
| 出身・所属 | キルギス・ビシュケク出身/タイガー・ムエタイ(タイ・プーケット) | UFC公式 選手ページ |
UFC 332:空位の王座を争う2人
UFC公式の大会ページによると、UFC 332は米ユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターで開催され、メインカードは日本時間10月4日(日)午前9時に始まる(現地は10月3日土曜の夜)。
| ナタリア・シウバ | ワン・ツォン | |
|---|---|---|
| 国 | ブラジル | 中国 |
| MMA戦績 | 20勝5敗1分 | 10勝1敗 |
| UFC公式ランキング(女子フライ級) | 1位 | 8位 |
| 直近の流れ | 14連勝中 | UFCで4連勝中 |
UFCの発表によれば、シウバは直近3戦で元王者のローズ・ナマユナス、アレクサ・グラッソ、ジェシカ・アンドラージに勝っている。ワンの直近の試合は、2026年7月のUFC 329でのトレイシー・コルテス戦の勝利だ。
シェフチェンコと因縁があるのはワンの方だ。UFC公式の選手ページによると、ワンは2015年10月、プロのキックボクシングでシェフチェンコに判定勝ちしている。MMA Fightingによれば、シェフチェンコはインタビューでこの判定に異を唱えてきた。
2度の王座 — UFC女子フライ級のタイトル戦
UFC公式の選手ページ(経歴)と大会ページをもとに、女子フライ級でのタイトル戦をまとめた。日付は現地、ジャッジの採点はUFC公式の大会ページの試合データによる。
| 日付 | 大会 | 相手 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 2018年12月8日 | UFC 231 | ヨアンナ・イェンドジェイチェク | 判定勝ち(空位の王座を獲得) |
| 2019年6月8日 | UFC 238 | ジェシカ・アイ | 2R 0分26秒 KO勝ち(防衛) |
| 2019年8月10日 | UFCファイトナイト・ウルグアイ | リズ・カムーシュ | 判定勝ち(防衛) |
| 2020年2月8日 | UFC 247 | ケイトリン・チョケイジアン | 3R 1分03秒 TKO勝ち(防衛) |
| 2020年11月21日 | UFC 255 | ジェニファー・マイア | 判定勝ち(防衛) |
| 2021年4月24日 | UFC 261 | ジェシカ・アンドラージ | 2R 3分19秒 TKO勝ち(防衛) |
| 2021年9月25日 | UFC 266 | ローレン・マーフィー | 4R 4分00秒 TKO勝ち(防衛) |
| 2022年6月12日 | UFC 275 | タイラ・サントス | スプリット判定勝ち(防衛) |
| 2023年3月4日 | UFC 285 | アレクサ・グラッソ | 4R 4分34秒 一本負け(フェイスクランク・王座陥落) |
| 2023年9月16日 | ノーチェUFC(2023年) | アレクサ・グラッソ | スプリット判定ドロー |
| 2024年9月14日 | UFC 306(リヤド・シーズン・ノーチェUFC) | アレクサ・グラッソ | 判定勝ち(3者とも50-45・王座奪還) |
| 2025年5月10日 | UFC 315 | マノン・フィオロ | 判定勝ち(3者とも48-47・防衛) |
| 2025年11月15日 | UFC 322 | 張偉麗 | 判定勝ち(3者とも50-45・防衛) |
UFC公式の選手ページによれば、1度目の在位中に7度の防衛に成功した。2023年3月にグラッソに一本負けして王座を失い、同年9月の再戦は引き分け、2024年9月の3戦目で王座を取り戻した。最後の試合となったUFC 322の相手、張偉麗は元ストロー級王者で、UFCの発表によるとこの挑戦のためにストロー級王座を返上していた。50-45は、5ラウンドすべてをジャッジ3者がシェフチェンコにつけたことを意味する(採点の仕組みはMMAの採点方法を参照)。
UFC女子フライ級の記録(UFC Stat Leaders)
UFCの公式スタッツ「UFC Stat Leaders」(2026年9月23日更新・女子フライ級・引退選手を含む全選手)で、シェフチェンコは次の項目で1位にいる。
| 項目 | シェフチェンコ | 2位 |
|---|---|---|
| タイトル戦の勝利 | 11 | 1(アレクサ・グラッソ、ニコ・モンタノ) |
| 勝利数 | 12 | 9(ケイトリン・サーミナラ、メイシー・バーバー) |
| 連勝 | 9 | 8(ナタリア・シウバ) |
| KO/TKO勝利 | 4 | 3(メイシー・バーバーほか計4人) |
UFC 332でシウバが勝てば、この連勝記録にシウバが9で並ぶ計算になる。女子フライ級の体重リミットや他団体との違いはMMAの階級一覧にまとめている。
人物とファイトスタイル
UFC公式の選手ページによると、キルギスの首都ビシュケク出身で、所属はタイ・プーケットのタイガー・ムエタイ。MMAのプロデビューは2003年、UFCデビューは2015年12月。ムエタイ仕込みの精密なカウンター打撃と、組んで試合を支配するグラップリングを併せ持つ。UFC公式の集計では、勝ち方の内訳はKO/TKO 8(31%)・一本 7(27%)・判定 11(42%)で、平均試合時間は19分04秒。
MMAでの4敗は、2010年9月のリズ・カムーシュ戦(TKO)、UFCでのアマンダ・ヌネス戦2試合(2016年3月のUFC 196と2017年9月のUFC 215、いずれも判定)、2023年3月のグラッソ戦(一本)。1分は2023年9月のグラッソとの再戦だ(いずれもUFC公式の経歴による)。
本人はUFC公式のQ&Aで、5歳でテコンドーを始めたこと、ムエタイとK-1ルールでの記録が56勝2敗であること、アマチュアでIFMA(国際ムエタイ連盟)の王者に9回なったことを挙げている。KIAIの格闘技ランキングでは、女子フライ級の筆頭に置いている。
よくある質問
シェフチェンコは今もUFC女子フライ級王者?
UFCは2026年9月5日、UFC 332(現地10月3日)のナタリア・シウバ対ワン・ツォンを「空位の女子フライ級王座」をかけた試合と発表しました。シェフチェンコが少なくとも1年は試合ができないとUFCに伝えたためです。ただし2026年9月24日時点で、UFC公式ランキング(9月22日更新)と選手ページはまだシェフチェンコを王者として表示しています。
シェフチェンコはなぜ欠場?いつ復帰する?
UFCの発表は「少なくとも1年は試合ができないとUFCに伝えた」と述べるだけで、理由は明かしていません(MMA Fightingも理由は示されなかったと報じています)。復帰時期の公式発表は、2026年9月24日時点でありません。
UFC 332はいつ・どこで?日本時間は?
現地2026年10月3日(土)、米ユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターで開催されます。UFC公式の表示では、メインカードは日本時間10月4日(日)午前9時開始です。メインはシウバ(UFC公式ランキング女子フライ級1位)対ワン(同8位)の王座戦です。
シェフチェンコのMMA戦績は?
UFC公式の選手ページ(2026年9月24日確認)で26勝4敗1分です。勝ち方の内訳はKO/TKO 8・一本 7・判定 11。最後の試合は2025年11月15日(日本時間16日)のUFC 322で、張偉麗にジャッジ3者とも50-45の判定勝ちでした。
シェフチェンコは張偉麗に勝った?
はい。2025年11月15日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたUFC 322の女子フライ級タイトルマッチで、5ラウンドのユナニマス判定勝ち(50-45、50-45、50-45)でした。張はこの挑戦のためにストロー級王座を返上しています(UFC公式)。
シェフチェンコの出身と所属ジムは?
UFC公式の選手ページによると、キルギスのビシュケク出身で、所属はタイ・プーケットのタイガー・ムエタイです。
出典(2026年9月24日確認)
- UFC公式 — Undisputed Flyweight Title Up For Grabs At UFC 332 In Salt Lake City(2026年9月5日): https://jp.ufc.com/news/undisputed-flyweight-title-grabs-ufc-332-salt-lake-city
- UFC公式 — UFC 332 大会ページ(日時・会場・対戦カード・ランキング): https://jp.ufc.com/event/ufc-332
- UFC公式 — ヴァレンティナ・シェフチェンコ 選手ページ(戦績・勝ち方の内訳・経歴・Q&A): https://jp.ufc.com/athlete/valentina-shevchenko
- UFC公式 — ランキング(2026年9月22日更新): https://jp.ufc.com/rankings
- UFC公式 — UFC 322 大会ページ(試合結果・ジャッジの採点): https://jp.ufc.com/event/ufc-322
- UFC公式 — ホワイトCEOがUFC 321とUFC 322のタイトルマッチを発表(2025年8月29日): https://jp.ufc.com/news/dana-white-announces-title-fights-ufc-321-and-ufc-322
- UFC公式 — UFC 315 大会ページ(試合結果・ジャッジの採点): https://jp.ufc.com/event/ufc-315
- UFC公式 — UFC 306 リヤド・シーズン・ノーチェUFC 大会ページ(試合結果・ジャッジの採点): https://jp.ufc.com/event/riyadh-season-noche-ufc
- UFC Stat Leaders — 女子フライ級・全選手(2026年9月23日更新): https://statleaders.ufc.com/?fighter_status=0&weight_class=WFLW
- UFC公式 — ナタリア・シウバ 選手ページ: https://jp.ufc.com/athlete/natalia-silva
- UFC公式 — ワン・ツォン 選手ページ(キックボクシングの戦績・Q&A): https://jp.ufc.com/athlete/wang-cong
- MMA Fighting(報道)— Natalia Silva vs. Wang Cong undisputed title fight set for UFC 332 main event(2026年9月5日): https://www.mmafighting.com/ufc/505923/natalia-silva-vs-wang-cong-undisputed-title-fight-set-for-ufc-332-main-event
更新履歴:2026年9月24日 UFCが2026年9月5日に発表したUFC 332の空位王座戦を反映し、王座・次戦・FAQを更新。張偉麗を「ストロー級王者」としていた記述を「元ストロー級王者(王座を返上して挑戦)」に訂正。
戦績(直近の試合)
- 勝Zhang WeiliW UD 5
- 勝Manon FiorotW UD 5
よくある質問
- シェフチェンコは今もUFC女子フライ級王者?
- UFCは2026年9月5日、UFC 332(現地10月3日)のナタリア・シウバ対ワン・ツォンを「空位の女子フライ級王座」をかけた試合と発表しました。シェフチェンコが少なくとも1年は試合ができないとUFCに伝えたためです。ただし2026年9月24日時点で、UFC公式ランキング(9月22日更新)と選手ページはまだシェフチェンコを王者として表示しています。
- シェフチェンコはなぜ欠場?いつ復帰する?
- UFCの発表は「少なくとも1年は試合ができないとUFCに伝えた」と述べるだけで、理由は明かしていません(MMA Fightingも理由は示されなかったと報じています)。復帰時期の公式発表は、2026年9月24日時点でありません。
- UFC 332はいつ・どこで?日本時間は?
- 現地2026年10月3日(土)、米ユタ州ソルトレイクシティのデルタ・センターで開催されます。UFC公式の表示では、メインカードは日本時間10月4日(日)午前9時開始です。メインはシウバ(UFC公式ランキング女子フライ級1位)対ワン(同8位)の王座戦です。
- シェフチェンコのMMA戦績は?
- UFC公式の選手ページ(2026年9月24日確認)で26勝4敗1分です。勝ち方の内訳はKO/TKO 8・一本 7・判定 11。最後の試合は2025年11月15日(日本時間16日)のUFC 322で、張偉麗にジャッジ3者とも50-45の判定勝ちでした。
- シェフチェンコは張偉麗に勝った?
- はい。2025年11月15日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたUFC 322の女子フライ級タイトルマッチで、5ラウンドのユナニマス判定勝ち(50-45、50-45、50-45)でした。張はこの挑戦のためにストロー級王座を返上しています(UFC公式)。
- シェフチェンコの出身と所属ジムは?
- UFC公式の選手ページによると、キルギスのビシュケク出身で、所属はタイ・プーケットのタイガー・ムエタイです。