キックボクシング 階級・ランキング 2026|団体別まとめ
結論:キックには「統一王者」がいない
最初に押さえるべき最重要点。キックボクシングには、ボクシングのWBA/WBC/IBF/WBOにあたる統一された世界統括団体が存在しない。GLORY、ONE Championship、K-1、RISEといった各プロモーションが、独自の階級区分・独自のベルト・独自のランキングを運営している。したがって「キックボクシング世界王者」という単一の答えはなく、すべての王座は「どの団体のものか」を明示して語る必要がある。
以下は2026年6月23日時点で、公式・Wikipedia等の公開情報をもとに確認できた範囲。王座は頻繁に移動するため、各王者の就位日も併記する。引用時は各団体公式での再確認を推奨する。
GLORY(オランダ拠点)
ヨーロッパ最大のキック興行。階級は重い順に Heavyweight(制限なし)/Light Heavyweight(95kg)/Middleweight(85kg)/Welterweight(77kg)/Lightweight(70kg)/Featherweight(65kg)など。
2026年6月時点の主な現王者(出典: GLORY公式・Wikipedia「List of current Glory fighters」、2026年6月23日確認):
- Heavyweight:Mory Kromah(就位 2026年2月7日)
- Light Heavyweight:Mohamed Touchassie(就位 2026年6月13日)
- Middleweight / Welterweight:Chico Kwasi(2階級同時保持。MW 2026年4月25日/WW 2024年4月27日)
- Featherweight:Petchpanomrung Kiatmuu9(長期王者、就位 2018年9月29日)
- Lightweight:空位(2025年9月以降)
ONE Championship
シンガポール拠点で、ムエタイ世界王座とキックボクシング世界王座を別々に持つ。階級はキック側で Heavyweight/Light Heavyweight(102.1kg)/Lightweight(77.1kg)/Featherweight(70.3kg)/Bantamweight(65.8kg)/Flyweight(61.2kg)/Strawweight(56.7kg)。
キックボクシング世界王者(出典: Wikipedia「ONE Championship」+ONE公式、2026年6月23日確認):
- Light Heavyweight:Roman Kryklia(就位 2019年11月16日。Heavyweightも保持)
- Lightweight:Regian Eersel(就位 2026年4月10日。ムエタイ側王座も保持)
- Featherweight:Superbon Singha Mawynn(就位 2025年1月6日)
- Bantamweight:Jonathan Haggerty(就位 2023年11月4日)
- Flyweight:Superlek Kiatmuukao(就位 2023年1月14日)
ONEは公式サイトとWikipediaの表で一部の階級(特にFlyweight周辺)に食い違いがあり、暫定王座戦の扱いも流動的。該当階級は公式で要再確認。
K-1(日本)
K-1は各階級の常設ベルトと、別概念のK-1 WORLD GP(トーナメント優勝)を分けて扱う。階級はkg表記が中心で、Super Bantamweight(-55kg)/Super Featherweight(-60kg)/Lightweight(-62.5kg)など。
直近で確認できた動き(出典: K-1公式 k-1.world イベント結果、2026年6月23日確認):
- -55kg(スーパーバンタム級):金子晃大(就位 2022年2月27日。2026年2月8日の防衛戦は相手の計量失格でノーコンテスト=王座保持)
- -62.5kg(ライト級):里見柚己(2026年2月8日、朝久泰央を延長判定で破り戴冠)
- -60kg(スーパーフェザー級):レミー・パラ(就位 2025年5月31日)
- 女子 -45kg:松谷綺(KIRA MATSUTANI、2026年2月8日に防衛成功)
K-1はkg表記と階級名の対応が出典間で揺れる場合がある。本文は公式イベント結果(k-1.world)の表記を優先している。
RISE(日本)
軽量級に強い日本の興行。世界タイトルとワンマッチ王座を区別する。
世界タイトルの主な現王者(出典: Wikipedia「RISE王者一覧」+RISE公式、2026年6月23日確認):
- Super Flyweight(53.0kg):大﨑一貴(就位 2025年5月11日)
- Bantamweight(55.0kg):大﨑孔稀(就位 2026年3月28日)
- Super Lightweight(65.0kg):チャド・コリンズ(就位 2023年12月16日)
まとめ:団体ごとに読む
キックの序列は「団体名+階級+確認日」のセットで初めて意味を持つ。統一団体がない以上、複数団体の王者を一律に並べて「世界一」を断定することはできない——これが中立に書くときの大前提だ。本サイトのランキングでは各選手の戦績インラインとあわせて団体別に扱う。
この記事は格闘技用語・ルール 完全ガイドの一部。階級そのものの考え方はボクシング 階級 一覧(2026)、階級を超えた強さ比較はP4Pとはで扱う。