サブミッション(一本)とは|MMAのルール上の定義とタップアウトの種類を解説

結論:絞め技・関節技で「タップ」を強制する決着
サブミッション(一本)とは、絞め技や関節技で相手にタップアウトを強制し勝敗を決めるMMAの決着方法だ。ABC(Association of Boxing Commissions)統一MMAルールでは、KO・TKO・判定と並ぶ決着方式の1つとして明確に定義されている(as of 2026-07-17)。
タップアウトの3つのサイン
統一ルールが定めるサブミッション決着は、次の3パターンに分かれる。
- タップ(物理的な合図):手や足で相手の体やマットを叩き、「もう続けられない」と伝える。
- バーバルタップ(言葉での合図):痛みや苦しさで声を上げる、または口頭でレフェリーに続行不可を伝える。
- テクニカルサブミッション:合法な絞め技・関節技によって、タップの意思表示ができないまま失神したり、骨や関節を負傷した場合。この場合はタップの有無に関わらずレフェリーが試合を止め、サブミッション勝ちとして記録される。
絞め技と関節技、2つの系統
サブミッションの技は大きく2系統に分かれる。絞め技(チョーク)は相手の気道や血流を制限して意識を奪う技で、代表例はリアネイキッドチョーク(裸絞め)、トライアングルチョーク(三角絞め)、ギロチンチョークなど。関節技(ジョイントロック)は肘・肩・足首などの関節を可動域を超えて極め、痛みでタップを迫る技で、代表例はアームバー(腕ひしぎ)、アメリカーナ、アンクルロック(足関節技)、ニーバー(膝十字)など。
KO・TKO・判定との違い
サブミッションは「相手の意思(タップ)またはレフェリーの判断で試合を止める」決着である点でTKOと似ているが、原因が打撃ではなく組み技(絞め技・関節技)である点が異なる。KO・TKOの境界はTKOとは、打撃や負傷で続行不能と判断された場合のレフェリー・ドクター裁定はRSC・ドクターストップとは、規定ラウンドを終えた場合の判定はUD・SD・MDの違いを参照。
この用語は格闘技用語・ルール 完全ガイドの一部。組み技が寝技に持ち込まれる起点はテイクダウンとはを参照。各選手の戦績に「Sub」と記録されている場合、これらの技によるフィニッシュが理由だ。
Sources
FAQ
- サブミッション(一本)とは?
- 絞め技や関節技によって相手にタップアウトを強制し、勝敗を決めるMMA・組み技の決着方法です。KO・TKO・判定と並ぶ主要な決着方式の1つです。
- サブミッションにはどんな種類がある?
- 相手の気道や血流を制限する絞め技(チョーク)と、関節を可動域を超えて極める関節技(ジョイントロック)の2系統に大きく分かれます。代表例はリアネイキッドチョークやアームバーです。
- どうなったらサブミッション勝ちになる?
- 相手が手や足で合図する「タップ」、声で伝える「バーバルタップ」、または合法な技でタップの間もなく失神・負傷した「テクニカルサブミッション」のいずれかでレフェリーが試合を止めた場合に成立します。
- テクニカルサブミッションとは?
- 合法な絞め技・関節技によって、選手がタップする間もなく失神したり骨や関節を負傷した場合の裁定です。タップの有無に関わらずレフェリーが試合を止め、サブミッション勝ちとして記録されます。